毛の運命

M

彼女・彼たちはとてもかわいそう。

だって、人間と一緒にいる時は、定期的に綺麗にカットされて、人間の中枢部分でもある脳を守ってくれるんだよお。それなのに、ふと、ハラハラと私たちから巣立つと、ゴミのように扱われる。床に寝ているだけで、邪険の目で見られ、早くゴミ箱に入れられる。ましてや、所有者以外のものであるかもと、判明した場合は、存在するだけで犯罪者のような目で見られる。安倍のマスクにも入ってたけど、そんな扱い受けていたなあ。毛というものは全部。髪の毛、鼻毛、私たち人間から生えているもの全て。ああ、かわいそう。

毛はありませんでした

でも、私もそんな目で見てしまうので、何も人のことは言えない。だって気持ち悪いんだもん。なんで気持ち悪いのかを考えてみたら、多分、誰のものかわからないっていうことと、誰かのものであったからということと、あと見た目かな。細長くて暗いものって嫌われるじゃん。気味悪がられるじゃん。1番大きいのは、やっぱり誰かの所有物であったからかな。毛の一本一本にご丁寧に見たらわかるように名前書いてるわけじゃないし。DNAっていう名前はわかるけども。だけど、本来毛は私たちを守ってくれる偉大な存在なのです。

人間も同じだよね。髪の毛は一緒にいて生きている時は感謝?される?かは不明だが、少なくとも、禿げてる人からしたら、ありがたい存在で。人間も若い時は、ちやほやされるのです。赤ちゃんなんて、何しても許される。そりゃあ育児は大変だけど。子どもも学生も、まだまだ若くて、親からしたらいるだけで存在するだけでありがたいのです。

そんなこんなで、若さに少し陰りが見えてきた今日この頃。

もう少しすると、もう若いではすまされなくなる年齢です。もうすぐ28歳。若いから、まだまだいけるよ!人生1回なんだから、やりたいことやりなよ!と言われる事がなくなっていくのです。でもそれって、何歳になっても同じだと思っていて。若いからとか関係ないよね。若いから、女だから、男だから、歳いってるから、私にはできないから。何かのせいにしてしまうってすごい簡単で。私もそうする事が多かった。でも歳を取るということは、同時に自由と責任が増えるということで。自由が大好きなのは自分で責任を全部負うから。だから自分で全部選択できるのです。やば、話が回転しすぎました。えっと、子どもから大人になる。肉体的に歳を取るのは仕方がなくて、不死身の人がいたら、かわいそう。ずっと生きなきゃいけないんだもん。友達が消えて、また新しい友達を作って、行き着く暇なんてありゃしない。

歳取っても飲みたいのです

今日はそう毛の話。

人間も同じ。私は歳を取ってる人に偏見があった。例えば、考え方が古いとか、固いとか、自分が宇宙の中心で回っているとか、歳を取ってるから何を言っても許されるとか。でも、毛と同じで、あの人らも昔があった。過去があった。やっぱりそれを忘れちゃいけない。歳を取る人を敬う。っていいことだと思う。でも敬うのは歳をとっていようがいまいが、人間は敬われるもの。だから、歳を取ってる人だけじゃなくて、みんな存在するだけで敬われるべき。うやまうって噛む。ある意味、人間と毛の違いは、人間は歳を取るとBABYになる。自分じゃ何もできなくなる。そんなのって、人間だけ。おもしろいんですよ。

たまには、散髪屋に散らばった自分の髪に感謝するのもいいかもしれない。

今日もありがとうございました。

暑さに負けないです。

歳とっても食べたいのです

コメント

  1. T より:

    ひさしぶりにきた。よめばよむほど味が出るスルメのようなブログであるな。

  2. 117planet より:

    ともちゃん!嬉しいお言葉。ありがとう。元気そうで何より。

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